サウナとろうそくの灯り

 8月の上旬、ラップランドにフリーのガイドとして住む、いとこを訪ね、ログハウスに滞在し、ベリー摘み、ハイキング、サウナ、といった彼の地の文化を味見させていただきました。
ほぼ毎日入ったサウナでは、改めて世界各地には、さまざまな日常生活文化があり、それが、ひとびとのお楽しみであると同時に、健康法でもあることを実感。
日本では温泉、イギリスでは散歩といったところでしょうか。
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 サウナの持つ発汗作用(身体的のみに限らない浄化作用)、合間にかぶるお水、または湖水に飛び込むことで得られる温冷浴(自律神経の鍛錬)、は各地の伝統的な健康法と共通しているもののひとつです。
しかしながら、もっとも印象深かったのは、サウナ内の灯り。
湖畔のサウナ小屋には、いわゆる室内全体を照らすような電灯はなく、夏場は緯度の高さでえられる太陽の光が小さな採光窓から入るだけの薄暗がりです。
それ以外はろうそくの灯りにたよることが、ほとんどだそうで。
サウナ内は基本的に暗い場所なのです。
ヨーロッパの家屋の室内は、間接照明がおおく、パルックのあかるさに慣れた我々、現代日本人には「薄暗い」という印象を与えることが多いようなのですが。
この「暗さ...」慣れてしまえば、とても心地よいものです。
冷蔵庫の中まで照らすコンビニなどの過剰な照明インプットに、しらずしらずに「疲れさせられ」ていることに気づくことができます。
心地よい暗がりから得られる安堵感によって「からだの内側から湧きおこるみえないエネルギー」を感じ取ることができるようになる気がします。
byあやこ
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by holistic-care | 2005-08-24 20:12 | 雑記
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