スプーン1杯の砂糖と音楽

昨日、ホスピスに、あるアマチュア歌手の方が来られて歌を何曲か歌われました。(by カラオケ演奏)
彼女は、その収益を私たちのホスピスに全額寄付しています。(本職は別に持っている方)

写真がなくてスミマセン。歌をラウンジで歌われている間、私は患者さんに施術していたので写真が撮れませんでした。(患者さんは歌を聞きながら施術を受けたいと言っていたので)

ある新患の方。
彼はまだ20代前半ですが、あまり意識などがはっきりしていなかったり言語もはっきりしていなくて車椅子です。その方が、彼女の歌う曲(若い人向けの人気曲)をカラオケで歌うといっしょに歌い、とても楽しんでいました。
普段の会話もしっかりとできないくらいの容態だったのですが、彼の好きな曲になるととてもニコニコして、アシスタントの人が持ってきたマイクに向かって、しっかりとその歌を歌っていました。 その姿を見て、涙ぐむスタッフ・・・。
ほかの患者さんも思わず涙・・・・・

施術を受けていた患者さんSさんは私に

「スプーン1杯の砂糖 と 音楽は 薬になるんだよ」と。

疲れた時にふと甘いものがちょっと食べたくなって、つまんだチョコレートで、「ほっ」とする、ということがあります。まさにそれ。お砂糖は身体に悪い!といっても、一方では、気持ちを和ませるときもありますね(取り過ぎは別ですが)。 お友達とおしゃべりを楽しみながらケーキとコーヒー・・。 ストレスも解消されて気持ちが楽になったーという経験のある方も多いはず。
そして、音楽も。
実際、普通の会話もちょっと難しい容態だった患者さんが、しっかりとその曲を口ずさんでニコニコとしていた様子・・・新薬でそういう即効のあるものはないでしょう。

ホスピスはそろそろクリスマスの準備に入ります。
可愛いクマさんや犬の小さなぬいぐるみ(キーホルダーにつけたりできます)。(写真)
1個 1ポンド(200円)。  収益はホスピス運営資金となります。
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byゆきえ
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by holistic-care | 2005-10-20 20:00
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