ヒーラーに弟子入りする

d0040759_4135111.jpg

 来年の穂高養生園の合宿(ホリスティックケアネットワーク参照)のテーマを「看取りとヒーリング」にすると決めて帰国後、昨年のツアーでもお世話になったヒーラーのデイヴィットさんに相談したところ、ヒーリングのドロップインセッション(毎週金曜日に予約無しで、基本的には無料で寄付金を置くのは可で行われている)に誘われました。
そこには、常時10名ほどのヒーラーが登録していてボランティアでヒーリングを行っています。
私は、その日に集まっていたヒーラー一人ひとりにその方法やヒーリングをやってみようとおもったきっかけやヒーリングの際に感じられる体験などについて聞いてみました。
写真のお二人はこの近くのNHS(公立の)総合病院にお勤めの看護師さんです。
イギリスでは医療にヒーリングが取り入れられているという場所(主に医師の個人的な意向に左右される)もありますが、彼女らのつとめる病院にはまったく、そうしたものへの関心や理解がないとか。
病院に出入りしているチャプレンがキリスト教以外のところでスピリチュアリティを語られることを嫌うから...ということもあるそうですが「患者さんが治ると期待してしまう」と困るというという医療側の現実主義が主なる理由だそうです。
この看護師さんいわく「希望をもったっていいじゃないよね~」

自然治癒、死、
奇跡、期待通りにゆかないこと、落胆
ケアされること、孤独
希望、絶望

科学的な根拠にもとづいた医療にもこれらの要素はついてまわります。
ヒーリングはこれらを超えたところでの「満足」をゴールにしているのではないかと思います。

ヒーリングを受けること、行うことに何か問題が起こりうるとすれば、奇跡的治癒をうたい文句に詐欺まがいの商売をする(される)ことくらいでしょうか?
もしも期待するような奇跡が起こらなかったとき、期待が裏切られたと感じた人はいっそうの孤独におちいり「満足」というゴールから追い返される格好になるから。
(愛に期待するものを多額のお金をまきあげて裏切るのは結婚詐欺にも通じる?!)


カネの切れ目が縁の切れ目という言葉がありますが
カネの切れ目が命の切れ目にならないように国民保険医療が存在します。
その背景には近代社会の人道主義などが関係あるのでしょうが、根底に流れるのは他者への愛でしょうか。

イギリスの医療(本当は一部です)でヒーリングが受け入れられている背景には、このような意識(使命感を持った人々の活動)に支えられているからなのです。

by あやこ
[PR]
by holistic-care | 2005-11-09 05:02 | ホリスティックケア
<< ホスピスとクリスマス 英国での「日本茶」 >>