お風呂東西

日本では(といっても私が知るだけなので極めて狭い定義です)、入院患者さんや術後の患者さんなどにとって「お風呂はいつから入れるようになるか」というのはかなり重要なポイントでもあります。
緩和ケアでも、「最後にお風呂に入りたい」と願う患者さんもいらっしゃるし、またはご遺体を納棺の前にお風呂にいれる葬儀社のサービスもあります(洗髪から顔ソリまでしてくれます)。

それだけ「お風呂」(シャワーではなく)というのは日本文化にとっては大事なものだと思うのです。
一般でも入浴剤があれだけ多種多様に売られていることからも、日本人のお風呂好きは大事な要素です。

イギリスでもお風呂はもちろんあるんだけれど、一般家庭では案外お風呂のバスタブがなくってシャワーだけっていうところもあるし(いわゆるシャワーキュービクルしかない)、お風呂は毎日入らなくて、たまに特別な日だけ(普段はシャワーのみ)というヒトも多いです。

私がいたホスピス(英国)でも、デイケアヘルパーの方は、入浴介助ではなくシャワー介助がほとんどでした。入浴介助より楽かもしれない。(湯船の出入りがないから)

そんな欧米文化の中で(欧米、としましたが、私はアメリカのことは知りません、すみません)これこれ!これはイギリスにある、シュタイナー医学の病院にて。
なんと、木でできた湯船で、ずばり「お風呂」です。

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そして蛇口からはこんなふうに、水(お湯)がスパイラルを描いて出てきます。
決して蛇口が壊れているのではなく、このスパイラルの角度も計算されているそうです。
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蛇口のスパイラルがもたらすエネルギーは別としても、やはり自然のぬくもりが与える身体への影響というのは大きいですねー・・・・

旅館で「ひのきの湯船」に入るほうがホテルの湯船よりもずっとくつろげる感じがしますし
やはりお湯に包まれることによるリラックス感は何ものにも変えられないは、もしかして胎児の記憶なのでしょうか?羊水に包まれてふんわりと浮かんでいるような感覚というか・・・。

さて、秋も深まってきました。
季節の変わり目、ゆったりとお風呂に入って体を芯からリラックス・・・
単純だけれど実は一番効果のある(そして安上がり・・・)「究極の癒し」・・・と思いませんか??

by ゆきえ
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by holistic-care | 2008-10-04 18:22 | ホリスティックケア
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